JW-cadでの面積測定を正確にしたくて工夫を凝らす話・・|初心者|
面積測定について。検証したいなと思っていることの一つですが・・。
頂いた元図面の面積と、作図してから測定して割り出した面積が微妙に違って
困ることがあります。それが気になって調べた事をまとめています。。
参考になりましたら幸いです。
1: 微調整の方法
殆どの場合は壁芯をとっているか、壁(部屋・壁紙)
のラインに沿って測定しているか・・の差である、という気がします。
その差の場合は寸法など正確であれば、キリの良い数値が出るかもしれませんが、
結構まちまちで、どうしても計算では出てこないような数字になることもあります。
マンションは壁の厚さも物件によって結構、違ったりします。
外壁が200mmとか、150mmとか、外壁の厚さが内壁の途中まで続いている場合も
多々あります。角部屋の場合や、柱が異様に太いマンションなどがそうです。
(一軒家だと、だいたい910mmピッチが多く、芯をとるのが基本なので、
面積を割り出すときは迷いがそんなになかった気がします。
壁厚は外壁が150mm、内壁130mmが平均のようですが、
図面上は、ほぼ「100mm」「50mm」で作図されていることが多いです。)
2: 線が交差の確認法:その1
話は戻りますが・・
点の拾い方で、点間の各線が交差していないかどうか、というのも重要です。
例えば、
点を拾う順番の例
そして、① ②
▽ ←この2つの三角が引っ付いた上記画像の絵の様な状態。
△
③ ④
の、上記のような▲三角の図が上下逆向きで組み合わさっている、 2つの三角から表現されるような
X字の状態の場合、 ②から③へは角度が少しでも違えば真っ直ぐな直線ではありませんので、
凄く慣れているベテランの人から聞いた話を思い出して考えましたが
(少々分かりにくいですかね・・。)
3: 線が交差の確認法:その2
①→②→中央→④→③→中央
のようなルートであれば大丈夫だと思いますが、
①→②→③→④
のようなルートだとおかしくなります。
(②と③の中心は、「点x」と呼びます。数学っぽくなりますが。)
こんな感じの時は、点xを必ず経由しないと正しい面積には絶対になりません。
これが、肉眼では分からない時がある気がするので・・というか、あります。
上記の様な感じで、図面上は直線にしか見えない事があります。
(何千倍に訳が分からないくらい超拡大して、やっと少し角度が違う・・とか。
4: 直線にしか見えない線 について
直線にしか見えない線を繋ごうとしてもつながらない時や、
交差しているはずの部分が超拡大すると・・実は交差していなかったという場合
などがこれに当たります。
本当は、細かくグリッドを作っておき、柱の芯を先に広い
グリッドに沿って作図してきちっと点を拾ったら良いのですが・・。
これは、建築よりも機械の部品とかの図面を作成している人が詳しいかと思われますが。
建築の図面上では普通では気付かない、上からCADで着色しても、直線で塗ることが
できてしまう(塗れるから余計に気づくことが出来ないのですが)ので、
不自然に全く見えないで普通に仕事で納品出来てしまうくらいの微量な違い
・・というのがあったのです。)
5: 参考・終わり
このサイトはあんまり詳しくない人の覚書ですが・・。
JW-CADは日本製で無料、大きな建築会社でも使用されているソフトなので、
情報はたくさんあると思います。
そんな中、ここまで読んで頂きありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
何か少しでも参考になれば幸いです。
良かったら気が向いた時にでもまた覗いてやってくださいませ。
よろしくお願い致します。
参考:
https://linuxnil.blogspot.com/2020/11/pc-gpg.html
参考サイト:
via [JWW] 正確ではない?面積測定 : AFsoft World.
コメント
コメントを投稿
読んでくださって、ありがとうございます。お気軽にコメントして頂けると嬉しいです。返事は90%くらいお返ししますが、めちゃくちゃ遅い場合があります。気長にお待ちください。